皆さんこんにちは!
さて、今回は先日ホテルストレータ様で開催させていただきました、イベントのご報告をさせていただければと思います。
テーマは、「大地の息吹を感じる 自然派ワインと石窯焼き料理」
あやぬむい様が今回のイベントのためだけに考えて下さったコース料理をテーマに、
それぞれのお皿にあわせてツチトイブキのワインをペアリングさせていただきました。
ワインの造り手様の話や、その生産地のお話し、土壌の話などを織り交ぜて、お話しさせていただきました。
一皿目は、「前菜盛り合わせ三種」
左から、まず“ミーバイのカルパッチョとキャラメリゼした冬瓜”
そして、“鮑のカルパッチョ 肝のソース”
最後に、“きびまる豚のバラ肉 紫蘇ジェノベーゼ”
この3種類に合わせるワインということで、ほんのり甘味とふくらみのあるシチリアのスパークリングをチョイスさせていただきました!
*パ・ドゼ・テッレ・シチリアーネ/ アレッサンドロ・ヴィオラ
イタリアのシチリア島トラパニで造られたスパークリングです。色は黄金色で、一部木樽熟成しているので、とてもふくよかな味わいです。
リンゴタルト、はちみつ、ハーブなどの厚みが、冬瓜、鮑の肝のソース、きびまる豚の甘い油全てにマッチングし、満足感を感じる一品目となりました。
またトラパニは塩田がとても有名な産地。このシチリアのトラパニのお塩を使用したのですが、これもぴったりでした。
このスパークリングは唯一無二の味わいで、ぜひ皆様にも飲んでいただきたいのですが、在庫があと数本で、次回VTは来春となりますので、ぜひ楽しみにしててくださいね!
そして、ニ皿目はこちら。
「石窯で焼いた野菜のロースト」
この日のお野菜は、大黒しめじや、五郎島金時、れんこんや蕪でした。石窯で焼いたお野菜の旨味と甘味に感動します。石窯のポテンシャルをとても感じる1品。
料理長の吉葉さんは特にお塩にこだわりを持たれていて、いろいろな産地の塩でたべることができます!この日は、なんとウユニ塩湖の塩まで!!
こちらの根菜たちには、アルザスのオレンジワインを合わせました。
*エッシャープ・ディ・ガルン / アンドレ・ロレール
オーセロワ、ゲヴルツトラミネール、シルヴァネール、ミュスカと4種類のブドウがで造ったワイン。こちらのオレンジワインはアルザスにしては落ち着いた印象で、お料理ともとてもマッチングしてくれました。特に五郎島金時や、カボチャとは特にあいました。
今回は土壌の話がテーマでしたので、どうしてもアルザスのワインを入れたかったのもあります。というのもアルザスの地形はとても複雑な地形。花崗岩土壌や石灰質土壌など、色々な土壌で形成されており、それぞれの土壌から造られるとワインはどんなテイストになるのか、というお話をさせていただきました。
現地でマルセル・ダイス様という巨匠に教えてもらったことです☆
続く…。
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最近のおすすめワイン♪
ザノテッリ・ピノネロです。
実はあまりピノ・ネロにいい印象をもってなかったのですが(ごめんなさい涙)、こちらのピノ・ネロを飲んで印象が変わりました!!
チェリー、ラズベリー等のピノノワールらしい香りに、土っぽさも加わり、冷涼感からくる品の良さと、力強さが合いまった味わい。
特に今のジビエの季節にもとてもぴったりです!
是非飲んでみてください♪
品名:ザノテッリ・トレンティーノ・ピノネロ
品種:ピノ・ネロ
地域:イタリア>トレンティーノ