三皿目は「シチューマチの石窯焼き 菊芋のソース&アーサのヴァンブランソース」
こちらは2種類のソースで楽しむことが出来る一品。菊芋のソースは芋の素材をふんだんに生かしたソースで、程よい甘みを感じます。ヴァンブランソースは、アーサを加えることがよってヨードのニュアンスが加わり、濃厚ながらも爽やかさを感じられます。
こちらのソース2種に合わせたのは、ロワールのシュナンブランです。
*クレフ・ドゥ・ソル・ブラン / グランジュ・ティフェーヌ
フランスのロワール地方、モン・ルイ・シュル・ロワール地区で造られたシュナンブランです。とにかく口当たり優しく、包み込むような味わい。
ビオディナミで造られたワインですが、そんなカテゴリーとは違った高級グランヴァンに通ずるような、繊細で優美な味わいです。
ソースを食べた時に、このワインがピンっと浮かびました。
2種類のソースとの相性がぴったりで、ペアリングってこういうことだったんですねというお声も多数いただきました。このワイン自体もご購入されたお客様が多く、この日の一番人気となりました。
四皿目は、「宮崎牛フィレ肉のポルチーニソース&シャラン鴨のクランベリーソース」
この二種類を1つのお皿で味わえるなんて、とても贅沢な一皿でした。これはもう最後を締めくくるにふさわしい味わい!!!
こちらに合わせるワインは、イタリア・ピエモンテ州のバローロです。
*バローロ・アルベ / G.D.ヴァイラ
こちらはいわずもがな、イタリアで「ワインの王様」といわれているバローロ、高級ワインの代名詞ですね。この2種類のお料理に合わせるためには、このワインの果実味とタンニンが不可欠でした。
こちらも素晴らしいワインでした。タンニンがギシギシするバローロもたくさんありますが、こちらは柔らかく優しい、エレガントな1本となってます。
皆様、お料理とあわせ、舌鼓を打たれてました。
ペアリングは関係ないですが、最後にデザート等もでてきて、ゲストの方々にとても喜んでいただいたひと時でした。
アンケートでも、またやって欲しいというお声がけをいただき、ホテル様からもぜひレギュラー化してほしいというお声をいただくことができました。
私自身も、緊張はしましたが、とても達成感を感じることのできたイベントとなり、更に精進しなければならないと前向きな気持ちになれたイベントとなりました!
是非第二弾は、さらにパワーアップして開催したいと思っております!
最後に、お越しいただきましたゲストの方々に心から感謝いたします!
そして、このような機会をもたせていただきましたストレータ様に感謝です!
ストレータの皆様との仲も深まり、うれしいです!
また第二弾が決定したら、ご報告させていただきます。
おすすめワインのご紹介♪
これはとてもクオリティーが高かったです!私の大好きなアンドレアス・チェッペというオーストリアのカルト的ワインを彷彿とさせるような味わい。
香りを嗅いだ時に、オーストリアの畑を思い出しました!ぜひ飲んでみてください♪
ワイン名:ブローダー・ローゼンベルグ ヴィヴァス
産地:オーストリア / ジュートシュタイヤーマルク
品種:ブルーデン・ムスカテラー33%,ソーヴィニャック33%,ムスカリス22%,ゲルバ・ムスカテラー12%