ツチトイブキ

ワインの小話

ワインと私との出会い

皆さん、元気にされてますか??来週から角打ちを再開しようと意気込んていた私は、落ち込んでおります。

早く皆さんのお顔が見たいです。(ワイン買いに来てくださっている方は変わらずありがとうございます♪)

 

さて、私にとってはワインとは何なのだろう?と、ふと考える時があります。

もはや人生において欠かせないものであることに変わりはないのですが、元々本当に飽きっぽい私がこんなにワインにはまってしまったのは、自分でもびっくりしてます。

 

 

私とワインの出会いを紐解くと、OL時代に遡ります。
私は元々大学が英文科だったのもあって、商社で働いていた経験があります。
その時に取り扱っていた商材の一つに、“ワイン酵母”という酵母菌がありました。
それはドイツから輸入されていて、酵母を真空パックにして販売されています。

そのいわゆる“乾燥酵母”を国内のワイナリー様に営業する仕事でした。

(余談ですが、工場がフランスのトゥールーズという街にあり、出張にいったこともあります。ピンクのレンガの街並みがとてもきれいで、今でも忘れられない思い出です♪写真の街並みです)

 

酵母??なんだろう??まったくなじみがなかったのです。

 

 

酵母とはどこにでもいる微生物です。たくさんの種類と個性があり、その個性の差がワインの味の違いを生み出します。酵母はブドウの果汁に含まれる糖を分解して、炭酸ガス(CO2)とアルコールを作ります。つまりは、ブドウの果汁をワインというアルコール飲料にするのは、酵母の働きが不可欠なのです。

酵母には様々な種類があるのですが。

乾燥酵母って、皆さんみたことありますか??
多分ワイン好きな方でも、中々見たことないかもしれないですね!
私が扱っていた当時の酵母は、こんな感じ↓

 

この乾燥酵母を温水で戻します。この酵母液をブドウ果汁に加え、攪拌して使います。

この酵母ですが色々な種類があって、自分がどんなワインを造りたいかによって、使用する酵母を変えるのです。

例えば、

CY3079という酵母は、樽を効かせたシャルドネを作る時に向いていますし、W15という酵母はアイスワインを造ったり低温発酵させるときに使用する酵母です。

 

 

 

当時は日本ワインは、野生酵母で作るのは厳しいといわれていました。
湿度が高いから酵母が安定しないと。
でも今日本ワインの醸造方法などをみてみると、野生酵母を使用しているところも
とても増えてきていて、何も知識のなかったあの当時に私が聞いていた話とは
全然状況が変わっているんだなーと、感慨深い気持ちになります。

 

山梨や山形のワイナリーに出張にいったこともありました。しかし全然知識がなかったので、醸造家さんとの会話が理解できず。自分でワインを勉強せざるを得ない状況になってしまったのです。

 

そんなこんなで、ワインとはなんだろう??とか、勉強していくうちに、面白い世界だなと興味を持つようになりました。

 

その後、今もある東京・青山のアカデミー・デュ・ヴァンというワインスクールに通い、ワインエキスパート(一般の人も受けられる資格)を習得するまでに至ります。

ワインエキスパート取得したら、OLを辞めようと決めてたので、めちゃくちゃ必死に勉強しました(笑)!晴れて合格し、OLを辞めて飲食業の世界へと足を踏み入れるのでありました…。

これがワインとの出会いです♪これ以降、どんどんワインの世界にのめりこんでいくことになります。

私の人生史は長すぎるので、今日はこの辺で…。

 

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さて♪
おすすめのワインのご紹介☆

ドメーヌ・ショオさんの“雷魚”です!
こちらは、今の時期ぴったりのロゼ・スパークリング♪
香りは葡萄由来の甘い優しい香りですが、飲んでみると意外とドライ!
造り手の小林さんが表現したい「瑞々しい旨味」が、前面に表現されてますよーーー!!!

 

 

 

 

種類:ロゼ・スパークリング

生産者:ドメーヌ・ショオ

生産国: 日本

品種: スチューベン、ナイアガラ、カベルネソーヴィニヨン

内容量:750ml

アルコール度数:11 %

小売価格:¥3,750(税抜)

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